新型うつ病の治療は専門医院で受けるべし【一人で抱え込まない】

現代の心の病

カウンセリング

現代社会が生み出した病

新型うつ病とはこれまで認識されてきたうつ病、例えば「中年期の男性に多い」「生真面目な人がなるもの」といったイメージのものとはまた別種のうつ病のことを言います。現代社会がこれまでのそれと内実が大きく異なってきていることが原因とされますが、その最たる要因としてあげられるのがコミュニケーションによるものです。この新型うつ病の患者の多くが若者、とりわけ若い女性に多いというのはひとえに女性の社会進出がより一般的なものとなったからとも言えるでしょう。コミュニケーションを必要とされる場面が増えてきたため、その反動としてこういった病が現れたと考えられます。これまでのうつ病は先ほどでも少し述べたように「生真面目な人がなるもの」といったような、人格に執着的な性格がある人がなるものだというのか一般的なイメージではないでしょうか。ところがこの新型うつ病というのは決してそのような執着的な性格の人に限らないというところにあります。さらに特徴を突き詰めた言い方をすれば「嫌なことが本当に嫌」というようなものなのです。一見単なるわがままと取られてしまいがちですが当の人間からすれば気分の落ち込みは相当なもので、突然涙が流れてしまう、体が鉛のように重たい、体調を崩すといったほどまでになってしまう病です。では具体的にどういうものが「嫌なこと」に該当するのかと言えば、これは個人によって程度はあるかもしれませんがその一つには「社会的活動に対するストレス」があるとされています。社会的活動に対するストレスというのは仕事そのものだったり他人との摩擦だったりするもののことをいいます。私たちの普段の暮らしの中で「競争」というのは常に行われているといっても過言ではありません。仕事内容にしてもそうですし、人間関係においても「より良く見られたい」「人の目が気になる」といった感情はごくごく当たり前に抱くものではないでしょうか。この新型うつ病はその誰もが抱く「競争意識」の弊害として生まれたのかもしれません。そうしてうつ病になってしまった人には様々な症状が見受けられます。激しい感情の起伏があったり、そしてそのコントロールが上手くできなかったりと、その結果として時に過食といったような依存性のある行為に及んでしまうこともあります。また「自分が悪い」という意識も薄弱になり「あの人が悪い」「あのせいだ」というような他罰的な態度にもなりがちとされます。このような新型うつ病に対してはその原因とされる「嫌なこと」を取り除く、あるいはそれを忘れることが必要ですが中々上手くいかないのが現実です。そもそも、その「嫌なこと」を認識すること自体が難しい場合もありますし、それが分かったとしても都合良く「取り除く」ことが出来ない方が多いでしょう。そう言う意味では難病と言えるでしょうし、厳密な定義もないということも相まってこれからもその患者数は増えていくことが予想されています。処置についてもまだまだこれから研究されていくことの方が多く、これぞといった処方も明確にはありません。心の病とされるうつ病に対してはゆっくりと気長に向き合う必要があります。最も効率的なのは、やはり心療内科で診てもらってから治療を進めることでしょう。今では治療薬の数も増えましたし、服用することで安心感が生まれます。

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